空腹こそ最強のクスリ

3年前、まだワクチンもない頃、
「基礎疾患=肥満」
と、いうキーワードにそれは恐れおののいていた。
感染したら重症化してしまう・・・
医療機関の方々の負担になってしまうことは避けたい。
感染する前に肥満をいち早く解決しなければ！
そう思い検索をしてこの本に出会った。
カロリー計算もいらない過度な食事制限もない。
ただ空腹の時間を作るだけという手軽さに飛びついた。
結果、この方法は自分には合っていたようで、
1年近く16時間ダイエットを続けることができた。
気付いたことは「正しい空腹がわかるようになった」
というとてもシンプルなことだった。
肥満時は「胃に隙間があけば空腹」と勘違いして間食まみれだったが、
「胃の中が空っぽが空腹」で、食事を取るようになり、
だんだん内臓の負担が軽くなっていく感じを覚え体調が良くなった。
そもそもの自分の食に対する思考が肥満に繋がっていたのだと思う。
食べすぎで内臓をフル稼働させていたことを反省し食事を改善した。
食事だけでなく運動も大事だと思考が自然と変わっていった結果、
肥満から脱出してリバウンドもなく過ごせている。

この本はダイエット本というより肥満脳を改善する本と思った方がいい。
肥満は心の在り方から治す必要があるなあと気付けたのは有意義だ。
空腹を実感してさまざまなことに気付くことができたという意味では、
この本はかなり効果があるように思う。
と、私のレビューから始まってしまったが本題はここから。